6/4 黒潮ロードレース3日目 太地半島周回コース

泣いても笑っても黒潮ロードの最終日。聞くところによると、昨日のツール・ド・熊野の様子がNHKのニュースでやっていたとか。見たかった~。自転車人口が増えることは良いこと。どんどん紹介してほしいけど、交通ルールとか、普段のマナーはもう少し勉強できる環境と機会が必要な気がする。

5:15起床、いつもの卵かけご飯に味噌汁、納豆と今日はウィンナーも追加の朝食食べて6:30出発。足には疲れを感じるが、走ってみないとわからない。

道が空いており、7:30到着。クルマで1周下見。登り区間の場所と長さ、コース全体の舗装チェック。ローラーで10分だけアップして試走に出発…と思ったが左クリートがペダルに固定出来ない(汗)直ぐに新品と交換(左のみ)。本番は何が起こっても対応できる余裕が必要ですね(笑)

みんながお守りのように(?)携帯しているツーラン、準備したはずが見当たらず、RC白浜の熊野の大先輩にわけてもらう。昨年のタイヤといい、お世話になりっぱなし(反省)
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1周試走してスタートラインに並ぶ。前から3列目。毎年の談笑ムードは皆無。みんな勝ちにきてるから?カウントダウンが始まり、今までより冷静な自分が居ることに気づく。そしてスタート。

今日のペースは早く感じない。人数が50人くらいいて危険のない部分で前に出る。坂の入り口で前に位置しておきたいから前に出る。500メートルくらいの急な坂でペースは速め。結構抜かれて、ダンシングも混ぜて食らいつく。何とか先頭集団に残りブラインド高速右下りコーナーも抜ける。下りセクションでは無理をせず、周りを見渡す勢いで確認しながら交錯しないように。1周が終わり残り1周。ペースが気持ち上がった気がして速度を見ると平坦で42キロ。自分が疲れてきている。2回目の急な坂前に前に出ようとするが辛くて出来ない。集団中程から坂へ。さっきより全然登れてないが、周りもペースが上がらない。昨年の2周目の坂の方がキツかったくらい。登り終えるとかなり集団の人数が減ってる。ブラインドコーナー抜けて登り返しでスピードを上げる。数人に逃げたか?辛くて先頭の状況がわからない。道が狭くなったりコーナーがあったり、少しの事が精神的にストレスになる。だらだらの登りで千切れそうになるが何とかついていく。自分だけやけにハァハァ言ってる。みんなまだ余裕あるのか??
恐らくステージ優勝狙うなら、この辺りでアタックかけなきゃなんだろうけど、余裕なし。そのまま下りに入る。ここは集中力切らさずに丁寧に。下り右ヘアピン抜けた先で下りなのにブレーキかけながら。前が棒状1列で抜かせずロスしていく。T字の右コーナーで三菱さんがオーバースピードでガードレールに…。クリテリウムみたいにコーナーが続き集団がぶちぶちに千切れている。もう先頭が確認できない。単独走になる。トンネル抜けて2個目のT字を越えると5~6人のパックができる。ここまで来るとゴールまでわずか。このメンバーでスプリントになるだろう、位置取り間違えないようグリーンのジャージの人につく。

残り500メートルを過ぎタイミングを虎視眈々と待つ。
残り200メートルが見えた辺りから周りが動き始める!交錯しないよう、イン側のラインに向かって練習してきたスプリント開始!!おおおおらららぁぁっっ!!
ラインとタイミングが合致しトップスピードに乗ってゴールラインまで踏み切った!!

結果は11位。まだまだ先頭集団でスプリントゴールまでは足りていなかった。
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3日間の個人総合時間は9位。去年13位で一桁位の間に大きな差があったが、今回は総合優勝者との差が2分半。全く見えない背中じゃないとプラス思考で来年もここに戻ってきたい!
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走り終えて、3日間戦い抜いた仲間たちと。
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12月に機材を更新し、ペダリングモニター使って練習し、身体もつくってきて、昨年より大きくレベルアップ出来た。この経験を生かして、来年さらに上、表彰台を狙いたい。
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