6/19 黒潮ロードレース3日目 太地半島周回コース

3連戦最終日、ここまで2日間は完走できて、いままでで一番走れている。今日もアップする分には、疲れがたまってる感じではない。昨日かなりビールと焼酎飲んだけど、残ってないから良かったと。太地周回コースは、今年から1周減って2周で計20㎞のレースに。そして黒潮レースが最初のレースになった。昨年は2周終わったとこで足切りだったので、今年はまず足切りは大丈夫だなと。

まず、8:00頃に到着して車でコースを一周。コースを頭に描く。アップはコースを一周。途中KOMの登り前のパイロン部分を2周して、コース取りと路面状況を確認。坂はまぁ何とかみんなについていこうとイメージし、踏みながら登ってみる。なかなか急坂で、右に折れてからもだらだら続く。登りきってしばらくは南の島!みたいな風景が続き(勝手な思い込み)去年のレースを思い出しながら進む。1周終えてトイレ済まして黒潮のみんなが集まっているところへ。

9:19黒潮ロード最後のレースがスタート、走り出してやっぱり昨日のアルコールや、連戦の疲れがなく、スピードが出せることを確認。
調子がいい。コース序盤、ところどころ狭く、直角コーナーが結構あるのでできるだけ前の方に位置取りする。全体の前から1/3に入るように意識して。パイロンコーナーの外側からさらに位置を上げて、次のKOM登りに備える。前から10番くらいで登り始め、登りの終わりで後方につくように。もっとおいていかれるかと思ったが、以外に中盤くらいで登りを終える。しばらくの平坦、集団はスピードに乗ってて(自分が遅いだけかも)なかなか前に上がれない。分岐のS字を越え、下り右コーナーすぎ、だらだら微妙な登りで順位を落としていく。下りを終えて、後半の直角コーナーをいくつかこなし、トンネル抜けて、1周目のホームストレートへ戻って来る頃は、前から6人くらいの位置で、レースが1周で終わりならかなりいい順位じゃん?!とかなり消極的な思走り抜ける。次のKOM登りを何とか食らいつかなくては。少し位置を下げて(抜かれて)進む。レースが2周20㎞と短いので、2周目からみんな前に前にの展開。KOMの登り口までに位置が下がってしまった。そのまま登りへ。さっきよりきつく、ダンシング中心でこなす。8割登った辺りで遅れ始め、集団から千切れかけた時、JINさんが「ついてけ」と自分に向かって合図してくれ、なんだか嬉しくて最後まで踏み込むことができ、登り終えのだらだら区間でここで千切れたらレースが終わると思い、何とかかんとか集団の最後尾につく。よし!
少し回復しながら右分岐のS字までに少しずつ前へ。

しかし、下りからの右コーナーで他選手と接触し、落車。…

気付くとアウト側の草むらに。自分含め何人か突っ込んでいる。
いろんな場所を打ったり擦ったりしてて、特に左腕が、痺れて動かない(汗)折れたかなと半分諦めて座り込んだまま時間がすぎる。状況を把握するのに時間を要した。落車を知らせる笛の音が鳴り響いてる。

しばらくして左腕と左スネの出血部分が腫れ上がってきた(汗)けど、痺れが少し収まり動かすことで痛みが無いことに気付く。落車した人たちの様子を確認してから、道の真ん中から草むらに移動された自転車のところへ。幸いフレームやタイヤの回転部分に異常がないことを確認。チェーン落ちを直してまたがる。近くにいた大会オフィシャルの人に「まだ足切りまで時間あるか?」と聞いたら「厳しいと思う」と。からだも何とか動くし、バイクもいけそうとわかったら、絶対完走しないと!と思った。
何とかゴールまで行こう、完走しようと。

走り出して、からだとバイクの状態を確かめながら。ゴールラインに向かって、出せる全力で 。

下りに差し掛かり、バイクにトラブルでたら終わるなぁと思いながらも踏む。アドレナリンどっぱどぱ出てて、ゴールまで行くって事しかあたまんなかにない。海沿いに出たT字路の左への進行方向差す矢印の前にオフィシャルが立ってて見えず、一瞬ゴールがどっちか迷う。「矢印の前に立つな!見えない!!」と怒鳴る。…後で思い出したけど、赤木川コースのKOMにいた人だった。


途中二人抜いて、最後の直線をタイムアウトを気にしながら、最後はダンシングでゴールラインを切った…。

黒潮メンバーに完走を伝えて、救護所へ。自分がここで世話になるとは思ってもいなかった。水で流してもらって、消毒して、透明なフィルムみたいなのを貼ってもらった。擦過傷にはサランラップがいいと聞いたことがあるけどそれのホンマもんのを全身の傷口に貼ってもらった。左腕、左スネ、右ひざは傷が深いらしく、休日診療行って処置してもらって、抗生剤ももらった方がいいと教えてくれた。なかなか複数人の看護師さん??に同時に全身の処置を受けるのは貴重な体験だなと思いながら、でも痛みでつい持ってたハンカチを奥歯で噛み締めながら少し大袈裟。

そのあと、プロのレース観つつ、黒潮メンバーと連絡先交換して、時間がかかったけど黒潮ロードレースの表彰式。ここに立つことを目標に半年間練習してきた。結果、いろいろ足りなくて落車も経験した今年の黒潮ロード。3日間完走と、総合13位を来年の黒潮でどこまであげられるか。